ギョーム・ブラック監督作品初鑑賞。
ヴァカンス中の全員が主役。
自分もヴァカンスに参加してるかのような作品です。フランス映画にありそうな理解に苦しむ人物ではなく、等身大でリアルで、井浦新さんの言葉を借りると優しい、とても優しい映画です。
アルマの姉がそんなことしてると末はクソ女になるよ！なんて言ったり、
シェリフが中耳炎だからプールには入らないとか、何でもないけどクスクス笑ってしまいます。
子猫ちゃんが本当にいい奴なんですが、子猫ちゃんのお母さんに会いたかったな‥
最後の下りも素敵です。
ヴァカンスって、超素敵な別荘や避暑地に行くイメージでしたが、誰にも訪れる素敵な時間を言うのかもしれません。
そんなリアルで等身大な理由は演劇を目指している学生による作品とのこと。そして他のギョーム・ブラック作品も見てみたくなりました。
夏の終わりにプチヴァカンス。
私のヴァカンスはもう少し先だ‥
