試写会にて。
身体は男の子、心は女の子
サシャという7歳の女の子とその家族のフランスのドキュメンタリー映画。
身体は女で心は男という僕とは反対だけど、同じトランスジェンダー(性同一性障害)という面で、とてつもなく感情移入してしまった。
やはり、こういうトランスジェンダー系はどうしても自分と重ねて観てしまって、涙が出る時、お話で気持ちが動いて泣いてるのか、過去を思い出して泣いてしまうのか分からなくなる時がある。
7歳の女の子が背負うには
性別の自分の気持ち問題、それを取り巻き付随してくる世の中の問題はあまりにも大きすぎるのではないか、、と思う。
このドキュメンタリーが
僕は当事者だし、身近に感じるお話だけど
世の中の人たちが観て、フランスの遠くであった珍しいお話としての作品として消費されるのではなく
僕たちの隣の家庭で起こってるお話なんだなと感じてくれるのだろうか?と思った。
サシャのお母さんの
「優しさだけでは、自分を守れない」
(うろ覚えなのでそんな感じの言葉)
その通りだと思う。
そして、サシャが
女の子として生きることを
諦めてしまう言葉を口にする時
そんな世の中で良いわけがないと
彼女のあの悲しみの涙が流れてほしくないと
そう強く思う映画でした。
また、サブチャンネルで感想話すかも。
予告を観て、気になった方は是非観てほしいな。