あつうにUNI

リトル・ガールのあつうにUNIのレビュー・感想・評価

リトル・ガール(2020年製作の映画)
4.5
生まれてきた時に割り当てられた性別と、自分が自分らしいと思う性別が異なっている、サシャ。幼いからうまく言葉にできないけれど、自分は女の子だという思いは揺らがない。女の子として生きたいことは誰かを傷つけることではないのに、多数の子ども達と異なるから、教師を筆頭に大人が彼女を排除しようとする。自分らしく生きられない残酷な現実のなかで、一歩ずつ駒を進めていくサシャと家族。

そんな彼女たちに静かに寄り添うドキュメンタリーだった。90年後半に観た『ぼくのバラ色の人生』から、社会は進んでいるんだろうか…
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