フランスでも都市部を離れ郊外へ行けば、固定観念や偏見は当たり前の日常である。その中でトランスジェンダーのサシャは、両親や兄弟に受け入れられ、理解のある大人、サポートしてくれる大人に出会い、一緒に普通に生きる権利を手に入れていく。酷い言葉を吐く画像はもちろん無いが、学校側や先生は、実際は厄介者扱いしただろう。どこの国でも教師の質はこんなもんなのか？
繊細な彼女心を傷つけない様に両親やサポートする大人たちは優しい。沢山傷つくこと、理不尽なことはこれからもあるし、そこでは早く大人になっていかなければならないけど、純粋に正直に生きていけるように。人の人生はその人だけのものなんだ。これからも大切に。
