倉持リネン

リトル・ガールの倉持リネンのレビュー・感想・評価

リトル・ガール(2020年製作の映画)
3.9
過去鑑賞。

2歳で自分の性別は体の性別と違うと気が付いたこどもと、その家族を追ったドキュメンタリー。


あんなに小さいのに、家族に心配かけないように涙を堪えて、虐められても隠して、静かに笑うサシャの姿を思い出すと今でも泣けてくる

「男なのに女の格好をしたがってる」んじゃなくて、「女なのに男の体で生まれてしまっただけ」なんだとつくづく思う。

女の子として扱うことは特別扱いでもなんでもない。それを理解できない人がまだまだ居るのがとても悲しい。

世界はそんなにすぐは変わらないけど、自分の子供、孫の世代が少しでも良くなって欲しい。
倉持リネン

倉持リネン