チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ーのおぐおぐのレビュー・感想・評価

なんと言葉にしたら良いのかわからないくらい、心が乱される映画だった。ゲイというだけで命の危険に晒される現実が、同じ時、同じ地球の中で起こっている事実に愕然とする。
怒り、悲しみ、虚しさなどごちゃ混ぜ。映画を観ただけでも、心にナイフをズタズタと刺された感じがするのに、現地のゲイたちはどれほどの思いかと想像も及ばない。
また、この時期にこの映画が公開され、プーチンなどが出てくるのが、一層の不快感を煽る。