KEIGOKATAOKA

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46のKEIGOKATAOKAのレビュー・感想・評価

4.4
去年見た乃木坂のドキュメンタリーが「仲間への愛」を描いていたとしたら、欅坂は「仲間への痛み」っていう感じかな。
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とにかく最初から最後まで平手友梨奈という歴史上に語り継がれるようなアイコンがいたが故のチームの栄光と崩壊。からの再生(しようとしてる)
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今に至ってる結末がわかっているからこそ、メンバーたちが輝く姿も落ちる姿もずっと見ててどこか辛い。
だけど目を離せないのはやはり平手の持つパワーに見惚れてしまうからだろうな。
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特に後半。新作リリースが1年以上されないという異常な事態の裏で何が起きていたか。
作品を作るたびに1人ではるか前に進む平手のイメージと周りとのギャップが開く。その中で肉体的な痛みも進む。
ここは見どころ。
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この作品も一面的なんだろうけど、この4年間で世の中の人たち(とくに大人たち)に与えた衝撃の裏側が見れるだけでも価値あるし、逆にこれくらいまでにとどめておくのが良い気もした。
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この2年くらい、平手のパフォーマンスにいつもドキドキさせられた自分だけど、やはり今回も見事にやられた。
最後までがっつりカロリーを消費させられて心地よい満足感で帰れた。
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