なおまる

大怪獣のあとしまつのなおまるのネタバレレビュー・内容・結末

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

久々のクソ映画。
絶対に観ない方がいい。絶対にだ。

何がクソなのか?
全てである。全編通して私は一体、何を見せられてるんだろうと感じる。観てしまったことはわたしの映画史上最大の汚点だ。

まず脚本。
寒いギャグ、全く笑えない下ネタ、
視聴者を疑問符だらけにする展開。
全く感情移入できない三角関係。
そして可哀想なオダギリジョーの存在。


次に演者。どへたくそである。
いやもうこの作品に出てる時点で被害者なのかもしれんけど。

山田涼介…キャラが不安定な空気的存在。文字通り最後は謎のデウスエクスマキナで空気となる。学芸会並の下手さで観る者の怒りを通り越して涙を誘ってしまう。

土屋太鳳…なぜそこで?というタイミングで「ご武運を」を連発する。夫がいるのに突然、元彼にキスしちゃうサイコパスで最初から最後まで、なにがしたいのかわからない。あまり芝居がうまいとはいえないので、コメディエンヌは無理がある。

オダギリジョー…本作唯一の救い。うまいしかっこいいのにお粗末な脚本の餌食となり入院させられる悲しい存在。

途中で悲しくなってくる。
だって時間の無駄である。
これはやばい。

いいところはただ1つ。
怪獣のあとしまつ、という着眼点は
おもしろいというところである。
なおまる

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