怪獣モノ好きで、予告も面白そうで、出演者も豪華で、題材も面白そうなのに、なにをどうしてこうなってしまったのか。体感３時間でした。
比べるのもアレですが『シン・ゴジラ』や『パシフィック・リム』は本当に凄い映画なんだな、と再認識しました。
あとパニックモノだと『ドント・ルック・アップ』が最近の作品だと近いのかなと思ったけど、まあ、似て非なるでした。
とにかく、「こういうのが面白いんでしょ」って感じで下品なネタを入れるのが如何に低俗かを早く気付いた方がいい。
観ていて思ったのは、脚本と演出が問題なのかな…というのと、おそらく『シン・ゴジラ』のB面を目指したのかなと思われる政治的な展開や主人公達の動きが全て裏目に出ているという。
緊張感もなし、テンポも悪く、国のトップがあんなに頭悪い人達で、怪獣が現れる以前に国が滅びなかったのが不思議なくらい。
いつ面白くなるのかなって思ってたら終わってしまいました。
初日の初回を観る人というのはある程度怪獣モノが好きで、今までもいろいろ観てきた人が多いんだと思うけど、ちょっとこれは悲しかったなあ…続編は低予算でも考え直した方がいいと思った。
