これはなかなか最後まで見ることが厳しい作品でした。
序盤はまだ政治や周辺国に対する風刺映画かな、という感覚で見られましたが、途中からふざけだしてしまい何ともいえない状態に…
「大暴れした大怪獣は倒れた、その後の処理はどうするんだ」というコンセプトが興味をそそられるだけに、ギャグにしてしまったことが悔やまれます。
こういう題材は極力リアルに、科学的に描いたほうが感情移入しやすいと思うのですが…
個人的には実写版デビルマンに匹敵する作品でした。
仕事終わりに初日のレイトショーで見に行って、上映が終わった直後に周りの方たちと何もないのに妙に気まずかったです。