このレビューはネタバレを含みます
ひどいというクチコミは聞いてたけど、三木聡だから見てみようと思ってみました。思ったよりひどくなかった。でも三木聡感が足りない、もっと欲しいっ！っていうのが率直な感想。
この映画は三木聡なりの風刺というか政治や社会に対する皮肉を映画にしてると思うので、今までの三木聡映画みたいな脱力感やゆるさ連発って感じではないけど、どこかで聞いたことあるセリフや、見たことある中華街のお土産の被り物とか出てきて、「もうっ、こういうとこがやっぱすきっ....！」ってなりました。
あと、バン〇シーのオマージュが出てきたり、安定のふせえりと岩松了が よくわからない例え方するところは、なんやかんや三木聡作品やなあ、と。
でも、私は 「インスタント沼」とか 「イン・ザ・プール」とか「図鑑に載ってない虫」とかの 日常の面白さや会話に焦点を当ててる ゆる〜い作品が、すきだな。またそういうの作ってくれないかな。
とりあえずまあ、
オダギリジョーはダイナマイトの火でタバコつけたあとに、手で火を消して熱がってるけどかっこよかったし、
なぜ山田涼介がキャスティングされたのか、最後の最後でなんとなくわかりました。光の戦士だもんね、美形のイケメン青年じゃなくっちゃね。
最後の予告で出てた予算半額の第2弾の方が面白そうな気がする。それに期待したい！けど、冗談なんだろうな...🥹🥹
