キモサベ

大怪獣のあとしまつのキモサベのレビュー・感想・評価

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
3.0
スコア、惨憺たるものですね
でもどうでしょう?三木聡(監督・脚本)という人の“目の付け所”

思うにゴジラ、ウルトラマンの時代から今に至るまで、一体誰が考えたでしょうか?『後始末』のことを・・・
円谷英二監督が観たら何て言ったでしょう・・・などと、本作を観てるより、余計な考えばかり気になりました

感想です・・・あくまでも自分の思ったままに
明らかに“あの”原発事故・・・です
巨大な屍が、○号棟建屋に
膨張、破裂は、メルトダウンに
“銀杏の臭い”は放射能
ベントに避難区域に防護服
そして何より「何処がやる・誰がやる」、政府の無能(失礼)ぶり・・・みたいな

唯一異なる点、そうです『あの時にも“ヒーロー”がいてくれたらなぁ』

あっ、それと一番大事なこと・・・こっち(現実)の“後始末”、まだまだ終わってませんよ

コメディ、そして怪獣の衣を借りた立派な風刺映画でした
キモサベ

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