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キャンディマンのnekodanukiのレビュー・感想・評価

キャンディマン(2021年製作の映画)
4.2
全く期待しないで観に行ったらどえらい面白かった。最近、日本で公開される洋画ホラーのクオリティーの高さは尋常ではないほど優れている。

今作は、筋立てはやや強引ながら、鏡を使った恐怖演出、プーさんの蜂蜜の様なトローリとした出血描写(キャンディマンが蜂を従えてるから?)など、これまであまり観た事がない様な演出がありそれだけで満足だった。

そしてなによりも拭い去る事の出来ない「怒り」が画面から飛び出すほど充満しており、これを本国アメリカで劇場鑑賞した白人のオーディエンスはさぞや恐怖したにちがいないだろう。

ジョーダン・ピールが関わる作品はこれからも見逃す事はできない。
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