このレビューはネタバレを含みます
胸が痛む内容だが、無駄がなく観やすい!
突然失踪した息子に対して、
とにかく生きていてほしいと望む母親と、
絶対に加害者ではないと信じ続ける父親。
極論すぎる二択だけどそのどちらにも共感できる。そして両親二人の間で揺れる妹を演じていた清原果耶さんの演技がとてもリアルで素晴らしかった。
また、はじめは日当たりも良く、魅力的に映ったリビングが息子の失踪以降、どんどん暗くなり、食卓に並ぶ料理も母の手料理→デリバリーピザ→冷凍食品…と、温もりを失っていく演出が細かいと思った。
観て良かったです。