このレビューはネタバレを含みます
当時「絶対観る!」って思っていたのに
結局観れなかった作品。
序盤はなかなか展開が進まず、
「映画館で見たかったな〜」と何度か思いました。
ただ登場人物たちの心情の揺れ動きが細かく描かれており、
特に中盤からは観ていてこっちまでしんどかった。
お父さんが「規士はやっていない」と
確信してからの芝居が素晴らしくて。
涙が止まりませんでした。
「生きていて欲しい」と願いながら
「無実であってほしい」と願う。
そのどちらも成り立つことがない。
残酷なテーマだな、と思いました。
岡田健史さん。
出演時間は数分でも、
その数分で「規士は優しくて良い人」と
印象付けるには十分な存在感と演技だったな。
面白かったです。