望みの会長のレビュー・感想・評価

原作を読んでいたが、映画も十分楽しめた。父親と母親の「望み」が異なり、最終的には一方が求めていた形にはなるが、どうしてもやるせなさが残る作品。葛藤する夫妻を演じる堤真一と石田ゆり子が、まさに適役だった。清々しい気持ちにはなれないが、観て損はない作品。オススメできる。