ドント・ルック・アップのnemunemunekoのネタバレレビュー・内容・結末

しがない研究者が見つけた彗星が地球に向かっててあと数ヶ月で人類は滅びます…
ここまではよくある設定なのに、そこからが全然違う珍しい映画。
久しぶりに飽きずに最後まで見れた。
現代への皮肉たっぷり。
利益や見え方しか気にしてない大統領と、ヒーローになりたがるよくわからんスタートアップ系の社長。
彗星を信じる派と信じない派の対立。
メディアに出て一生懸命危険を叫ぶ発見者を「気が狂ってる」とミーム化して笑うネット民。
これもしかしたら、陰謀論の人たちみんなこんな思いしてるのでは？と思ったら背筋がヒヤッとした。
人間の業、愚かさがたっぷり詰め込まれていて、終わり方もかなり前代未聞。
死因の伏線も無駄に回収されて笑えます。
あと不良になってもティモシーシャラメ美しさ隠しきれてない。