きりん

ドント・ルック・アップのきりんのレビュー・感想・評価

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)
4.0

アルマゲドンやディープインパクトを逆手に取った彗星衝突コメディ。学者が地球滅亡を大統領やメディアに訴えかけても軽くあしらわれます。
彗星衝突という地球にとって一大事でさえも政治や経済のパラメータのひとつでしか無いように資本主義ひたひたの人類を皮肉りまくります。
ネトフリの資本力があってこそ描ける大スケールでしょうもないコメディを格安でお茶の間で見られるという愉しさもあります。
この映画が40年、50年後に見返された時に「20年代はこんな空気感だったのか〜」とあながち信じられてしまいそうだと思ったのも、誇張表現ではありながらも、共感を覚えた部分があったからなのかな。
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