アカデミー賞作品賞ノミネートおめでとうございます。
これは評価が難しいなぁ…勧める人は限られてくるかも。風刺に風刺を掛けてトッピングに皮肉を乗せたような映画だった。
私は好きでした。
どこかでこれは地球温暖化の話だと読んだけど、それに限らない話でしたね。
科学と政治が対立する、というかつてなら「なんでやねん!」と笑ってブラックコメディと受け取れる作品が、コロナ禍を経た今となってはリアルすぎて笑えない。一周回ってこれを笑えない状況に笑えてくる、そんな感じ。
最後の食卓のシーン、悲しくなっちゃったな。結局権力あるヤバい人達をどうにかすることは無理でこちらが心の持ちようを変えるしかないんだろうか…。
まぁ、とはいえメリル・ストリープがアホな大統領やってる時点で笑っちゃってダメだったんだけども…ご本人楽しかっただろうな(笑)