このレビューはネタバレを含みます
よくある設定のパニックものにこれまたよくある現代社会風刺やブラックジョークで味付けした映画。
比較的軽いノリのブラックコメディとして進行するので(ところどころシリアスな描写はあるが)、オチはどんな感じにするのかなあと思ってたら、逆に王道の家族愛からのあっさり人類滅亡コースでちょっと意表をつかれた。と思いきやセレブたちの脱出成功・創世記(ブラックコメディバージョン)で締めるという一捻り、クレジット後には最後の人類の自撮りシーンのおまけ付きともう一捻り。斬新とまでいう感じではないけど、個人的にはシリアスや感動シーンとのバランスも含めてなかなか楽しい捻り方に感じた。
休日の夜に気軽に見るにはいい感じだけど、もうちょっと短い方がいいかな。