【空白】が一切ない怒涛の展開の中で、見終わった後に自分の心が【空白】を見つけたでござる。
不幸にも間接的に女の子を殺すことになった松坂桃李、その父親でいわゆる毒親古田新太。
責任の押し付け、マスコミの悪意ある報道といった怒涛の胸糞展開が最初からノンストップで続くなかで、最後に見つける小さな救い(のうなもの)に、久しぶりにちょっと泣いた。
キャスティングが100点満点で、他の人もいうように寺島しのぶ演じるクサカベというキャラクターが物語のいいスパイスになってた。このクサカベを含めて、こういう人いるなぁっていうリアリティが作品のいたるところで感じられてすばらしかった。
元気なときにみた方がいい作品だ!
しんどい!でも今年ベスト級や!