このレビューはネタバレを含みます
全て失くした状況でも「申し訳ございません。一生かけて償います」と言える人間になりたい、きっと自分はなれない。
それぞれの役柄のような人が必ず周りの人間にもいて、自分がその人に対して抱いていた感情のその裏には相手はこんな気持ちになっていたのかも、と思ってしまった。
自己中心的な思い込みは時に自分を追い込むね、
普段から客観視ができて色々気を回せたらどんなにいいことなんだろう、それが難しい。
娘が轢かれて青くなった松坂桃李の姿とともに初めて現れる「空白」のタイトルと、
盗んだ物が透明のマニキュアだったのが好き
終わる前に古田新太が言う「なんだか疲れたな」で一気に力が抜けた、自分まで何か許された気分
全員を責めたくて、でも庇いたくなる映画
そしてメディアは恐ろしい