くらってしまった、ズドンとくる映画久しぶり。
いろいろ思う事はあるんだけど、何て言えばいいか分からないこの感じ凄い、「望み」とか「すばらしき世界」を観た時に感じた、あの心が締まる感というか鼓動が早くなる感覚を味わった。本当にいたたまれない気持ちになるけど、これが体感できるのが映画の良さだなとも思う。
関わったいろんな人が映されるからこそ、自分が被害者にも加害者にもその家族にもなりうるってことを想像しちゃってもう… １つの出来事で急に人生なんて変わっちゃうし、人の人生を変えちゃうって考えると本当に怖くなった。空白もいろんな意味あってすごいタイトルだなって思う。最初のシーンもイジメに関しても、その空白は空白なわけで、結局鑑賞者も登場人物と同じように、信じたいものを信じるしかない創りにしたのはうまいなと思った。
ほぼ前情報なしで行ったから、最初本当にびっくりしたのがすごい印象的。描き方がリアル過ぎてもう… 今年の衝撃シーン圧倒的1位、恐ろし過ぎた。最後希望を持って終わったのが唯一の救いだけど、全体の空気感というか重々しさはなかなかだった… お母さんが葬式で謝るシーンが辛すぎて無理だった…
寺島しのぶ凄すぎる、あの行き過ぎた善意が悪に感じちゃうあの感じいるよなって思うし、古田新太も上手すぎた。凄い
藤原季節好き
