このレビューはネタバレを含みます
年末に帰省した地元のミニシアターで大晦日映画納め 2階席とかもあって良かった 数週間ごとに上映作品が変わる仕様でこの時期は見たかったけど劇場上映を逃してた本作
映画の本編以外の機械音？に少し気を取られながら暖房の効きがあまい極寒のなかでの鑑賞も良い思い出で心満たされながは最高の映画納め それの相反して内容は嘘みたいに重くて心がぐちゃぐちゃになった
万引きをして逃げた先で事故死した高校生、追いかけた店長、娘と上手く距離を取れない父 大筋で充分に重いのに活動的なパートのおばちゃん、ボランティア団体の不器用なお姉さん、衝突した運転手のお姉さん、学校側の対応、マスコミの報道の仕方などもう全部が全部しんどかった
それぞれが自分の思わぬところから空白に光がさす瞬間が描かれていてそれだけが見てる側においても大きい救いだった
