配信に来たら絶対観ようと思っていた映画。
店側に非はないんだけど、自分が同じ立場だったとしたら、堂々としていられるか。
鑑賞後色々な人のレビューを見てみる。
気になった”空白”は、店長が万引き犯の娘を捕まえてから、その娘が逃げ出すまでの間が描かれてない”空白”、父親が最後まで心の中の靄が晴れていないと語った事。
でもこれもし店長と娘との間に何かあったとしても、そもそもは万引きをしていなかったら、この映画で描かれているいくつかの悲劇は起こっていない。
全ては万引きから始まってる。
今回万引き犯の娘が亡くなったことと、店長の素性は別問題に思える。
でももっとそもそもの話をすると、本当に万引きをしたのかと思ってそのシーンをその時に見返したんだけど万引きをした所は描かれていない。
でももししていなくても、する気がないとあそこまで全力疾走で逃げない気もする。
色々と考えは尽きない。
親の子供への無関心、親の内省心の欠如と、その娘。この親子間の問題が色んな人の人生に波紋を広げた。
親と子供の”空白”が1番忘れてはいけない”空白”だと思いました。
