後半ぼろぼろに泣いた
人を理解しようとしなかった父と人を諦めていた店長
古田新太めちゃくちゃいいな
あと周りがとにかくいい味だしてる
弟子ポジの季節くん？の演技がよかった
ニッポンの社長でてた？？
周りの役者の素晴らしさ的には友罪と似たものを感じた
酷い扱いをしているつもりはないけど結果的に雑に扱い、あげく一方的にクビにまでした弟子がなんで報道陣から自分を守ってくれるんだろう
なんで仕事を手伝おうとしてくれたんだろう
別れた妻はなんで自分に娘のことについて理解しようとしたか何度も確かめるんだろう
新しい旦那は今度生まれる子になんで娘の名前を入れようと提案したんだろう
轢いた車の持ち主はなんで何度も謝りに来たんだろう
なんでその女の親は自分の娘が自殺したのに原因である自分に更に謝ったんだろう
代わりに背負うとまで言ったんだろう
自分はそこまで言えるだろうか
自分には荷が重いと思っていた店長の座
父の死の間際の電話を無視した自分
常連なんか戻らない、戻らなくていいと零した自分
善意を迷惑だと感じていた自分
実際はきちんと自分の店の弁当を楽しみにしている人がいた
ありがとう、お疲れ様って伝えてくれる人がいた
自分にはなにもないなんてことなかった
見えてないものが多すぎた
被害者の父親は娘のキーホルダーを自分の鞄につけて、悲しみの中を歩こうとしていた
自分はそこまで前に向けるだろうか
空白はこれからの話じゃない
これまでが空白だったんだ
