ぽ

青くて痛くて脆いのぽのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
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記録。

「みんなが誰かの間に合せ」

あらすじと予告を見て気になり鑑賞🎥
変わってしまった、2人で創り上げた秘密結社モアイを潰すと居酒屋で話していたシーンの表情が良かった。みなさんがレビュー言ってる通り楓(吉沢亮)は痛い。けど、自分を守るために相手に踏み込まない、という行動は自分と似ていて苦しくなった。傷つくのを恐れて他人をシャットアウトしてしまうのも、わかる。人間関係や自分の感情の複雑さ、難しさ。主人公の自分を守る気持ちなどを含めてとても共感できて、観ている自分も心が痛くなった。「誰でも良かった」と楓が言うシーンもまた共感しました。自分じゃなきゃだめだ、と言ってくれればそれで良かったんだよね。

「もし僕が、なりたい自分になれたのなら」のセリフから始まるシーンが1番好きだった。なりたい自分になれてたら、何か変わっていたのかもしれない、と。

みなさんが書いている通り、”青くて痛くて脆い”作品でした。
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