ジョージ

青くて痛くて脆いのジョージのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
-

大学生活がスタートし、初めて声をかけてきた異性の親友。二人で立ち上げたサークルはどんどん大きくなり、意識高い系のサークルになるまで成長する。サークルを辞めた主人公だが、ふたりで始めた大事なサークルを取り戻そうと仲間と壊滅させようと動く。
という話。

青春を描く中に、ドロドロとした青臭いエゴを表していて、思わず目を覆いたくなるような。共感性羞恥、感情移入してしまうシーンが幾つかある。
独占欲とか、嫉妬とか、妬みとか混ざって破壊したいと思うようになったんだろうな。そう思いながら見てました。
夢を持っていたり、芯がブレずにいれる人ほど眩しくて惹かれるけど、疎ましく思う気持ちもわかるので。
観ることで同じように痛みを負ってしまう、けど観ちゃう、そんな映画でした。
ジョージ

ジョージ