たな

青くて痛くて脆いのたなのネタバレレビュー・内容・結末

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

陰キャ童貞が勝手に女子に弄ばれ裏切られた気になってミソジニーとその他の憎悪をこじらせ暴走した挙げ句にネットポエムを打ち込みながらif世界線の走馬灯を夢見ているの辛すぎて泣いちゃった お前顔面だけは吉沢亮でよかったな 欲しかったのは世界規模の変革ではなくやれやれ系主人公な僕と僕を影まで照らす眩しい君との二人だけの箱庭でしたってか 謝罪したいならネットオナニーじゃなくて電話の一本もかけてみろや童貞が あとパニクった未成年の女子が大人の男に追い回されて掴みかかられてたら誰か助けた方がいいんじゃないですかね そういう随所の優しくなさが芯の部分まで腐らせてる感じだったな
隣の席の女子二人組がずっと喋ってて注意しようか迷ったけどまあこういう映画だしな…みたいに思ってしまった自分がいて悔しかった ていうかこの映画ってメインターゲット高校生?大学生?今どきの学生ってこんなんが刺さるほど対人コミュニケーションについて未成熟なの?色んなものぶち壊して「こんな自分になりたくなかった…TT」ってツイッターに書き込むのが泣きどころか?あ?

ただツイッター上の炎上を見守りながら狂気を演じる吉沢亮に炎が燃え盛る映像をプロジェクターで映し出す演出は最高だった その昔、人生波乱万丈というテレビ番組があってだな…。
たな

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