配信にディレクターズ・カットが来た。
現実世界ではコロナ･パンデミックにより旅行が出来なくなった。
冒頭のクリスチャンとそのミソジニーホモソ仲間が北欧への旅を計画してるくだりは今見ると実に楽しげで羨ましくもある。
だからこそダニーの存在を疎ましく思う男連中の気持ちが余計に分かり更に嫌な気持ちになる。
クリスチャンとダニーの旅行に行くの行かないのの延々とつづく言い争いの不毛さ。
この2人の会話は何一つ噛み合わない。
クリスチャンにとってダニーは｢仔猫の頃は可愛がってたけど大きくなったら飽きて捨てるペット｣くらいの価値しかない様な存在に見える(酷い)
だからこそ全てが逆転するクライマックスのカタルシスよ。
ミソジニーホモソ共は残らず成敗。
クリスチャンの｢例の儀式｣からの全裸逃走～
そして｢犬神家｣｢血のワシ｣発見の絶望と来て自らの悲惨すぎる結末もｻﾞﾏｧ( ﾟ∀ﾟ)という感想しかない。
グノーシス、ケルト神話の世界は果てしなく奥が深いしホラー、ファンタジーの元ネタとしてこれからも沢山の作品を提供してくれそう。
アリ･アスター監督の次回作はホアキン・フェニックス主演で四時間あるって又どうかしてる作品みたいなので楽しみです。
