犬のロボット

街の灯の犬のロボットのネタバレレビュー・内容・結末

街の灯(1931年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

一度も合わなかった視線が合った瞬間がひたすらに苦しい。再会の喜びとそれまで見えなかった現実を直視して困惑の混じった表情の問いかけとチャップリンの引き攣った笑顔!見つめあってにすぐに視線を外してただの浮浪者として去っていくといった終わり方にせず、御伽噺のような愛の物語が現実へと下っていく様を残酷にも描いたのは「人間」の物語としての誠実さを感じる。
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