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街の灯のsuperasukaのレビュー・感想・評価

街の灯(1931年製作の映画)
4.5
この物語の素晴らしさは万人が語り尽くしているので今さら復唱しませんが、
私は最後までチャーリーが浮浪者だなんて気づきませんでした。エレガントすぎて。
この時代の「浮浪者」が本当はどんなものだったのか知りませんが、本当にありのままを描いているのだとすれば、今の日本のファッションを悲しみたい。
時代のせいもあります、価値観が変容しているのもわかりますが、まるで、物への価値を感じる、エレガントに振る舞うことが、異端だの変わり者のコスプレのようだと思われてしまいがちな現代を悲しみます。
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