ピナコ

街の灯のピナコのレビュー・感想・評価

街の灯(1931年製作の映画)
5.0
令和新年
明けましておめでとうございます🎍
本年も宜しくお願いします🎍🎍🎍

今年初めてのレビューは再レビューとなります。
この映画のレビューは思いだしレビューでしたのでいつかまた観てレビューしたいと思っていたのです。
以前のレビューにいいね👍️とコメント頂いていたフォローワーさんごめんなさい。
大好きなチャップリンの映画です。
頑張ってレビューしたいと思います。

以前観てから時間も経ち私の中で他のチャップリンの映画と混ざった記憶になっていました。
そしてあのラスト。
とても素敵だと記憶していましたがだんだんもしかしたらとても残酷なシーンだったのでは…と考えるようになったのです。
それは色んな映画を観てきた今だから感じることなのです。
それを確認したく再観賞となりました。

以前のレビューーーー。
随分前に観た
何度か観た

思い出すとセリフが
あったような気分になる

サイレント映画である
不思議だ

素敵なラスト

チャップリンの才能が
観れる映画ですね

以上。

始まりからチャップリンのパントマイムで笑わせて貰えます。
賑やかな街の中に浮浪者としてのチャップリンがいる。
そしてある金持ちと知り合い気まぐれ(あえて)に何度も振り回される。

また街角で盲目の花売りを見かけ恋をします。
花売りにあるタイミングで"金持ち紳士"と間違えられたがそれを貫き無償の愛で答えます。

チャップリンは目の見えない彼女の為に働きます。
でもそう簡単には大金を稼ぐことは出来ません。
知り合った酔った金持ちは手にしたこともないお金を簡単にくれます。
酔いがさめるとすっかり忘れてチャップリンは捕まってしまいます。
時が経ちボロボロの姿で目の見えるようになった花売りと出会います。
花売りはチャップリンに花一輪と硬貨を恵んであげようと手を取ります。

あの有名なラスト。
"あなたなのね"

花売りはチャップリンのようにしてあげれるのでしょうか?
そこで終わるのでやはりどうなるのか分かりません。
それは観た時の自分の状況で変わってくるのではないでしょうか?
花売りは手にしたチャップリンの手を胸にひきよせました。
良かった😊
今の私にはやっぱり素敵なラストに思えました。

この映画はチャップリンが監督、脚本、製作、主演、作曲をこなしています。
花売りとの出会いのシーンは300回以上の取り直しをするほどの完全主義者。
プライベートでは幼少期に両親の離婚、母の精神的な病気によりチャップリンは孤児施設に入ったりしていた貧しい時代があったそうです。
私生活でも愛を求めていたのかもしれません。
だからこそ映画の中では完全な愛を求めていたのでしょう。

チャップリンのコメディは只のドタバタではなく少しダークな感じを受ける
浮浪者でもプライドは捨てていないイギリス紳士的な感じ。
上手く言えませんがもしかしたらそこが好き嫌いの別れるところなのかななんて思いました。
私は大好きですよ💓♥️❤️
だって自殺を助けるシーンのあのタイミング笑っちゃいます😂
そしてあのボクシングのフットワーク🤣
絶妙なステップに笑えます🤣
細やかなところまで練りに練ったパントマイムは最高ですね。

チャップリンのDVD欲しい‼️


💬💬💬💬😄
初詣でひいたおみくじに書いてあったこと…

月をみて
綺麗だと思うときもある
また悲しいと思うときもある。

見方を変えればどんな風にも見れる。
そう!考え方を変えればまた変わってくる。
そんな年の始めに思えたので今年も頑張ってみようかなw




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