たうら

ミッチェル家とマシンの反乱のたうらのレビュー・感想・評価

4.9
また時代を切り拓くアニメーション作品が世に出た。ソニーアニメーションは止まるところを知らない。
スパイダーバースがアメコミと3D、クロースが絵本と3Dだとすると今作はカートゥーンと3Dの融合。
グラビティフォールズのマイケルリアンダが監督ということもあって、ファミリー向けと成人向けの中間を攻めている。
プロットはシンギュラリティのコンセプトに高校卒業後の娘と父親を中心とした家族愛を描くという、時代を反映させながらの伝統的スタイル。これは悪いように出てはおらず、安定したストーリーによってアート的かつ技術的ブレイクスルーを心の底から楽しむことができる。
タランティーノオマージュかと思いきやスパイダーバースのセルフオマージュになったところ、めちゃくちゃ笑えた。
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