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ミッチェル家とマシンの反乱のMNのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん…。主人公がレインボーバッヂを付けてることから新しいメッセージが詰まった作品だと期待しすぎたかも。

シリコンバレーの戦いが始まるまで結構退屈だった。小ネタ以外は笑えない。

演出も好きじゃなかった。盛り盛りで疲れるし、こちらを飽きさせないように色々やってるんだなーと思って気持ちが離れた。
映像に度々かかるイラスト風の加工が、「これは画面に描かれた絵である」ことを強調してきて没入感とは正反対の効果。こちらを画面から引き剥がしてくる。いちいちハートとか出さなくていいよ、悲しいのわかるし…って感じ。
実写との融合もギョッとするだけで特にギャグにもなってないし、何度もやられるとしつこい。

演出で色々と奇抜なことをやってるから、余計にストーリーの陳腐さを感じてしまった。
「夢を諦めたくない変わり者のティーンが頑固な親と和解する話」なんていくらでもあるしなあ…。

お父さんがいくら昔優しかったからって、自分の作ったものを最後まで見ずに否定されたら怒っていいし、嫌な家族とは離れた方がいいよ。あんたのお父さんいい人かもしれないけどマジでうざいじゃん。ムカつく気持ちは何も間違ってないよ。

なんか、テクノロジーの世界にあえて血縁こそが美しい!みたいなのもういいよ。家族が嫌なら嫌でいいのにね。

好きポイント→全然死なないパグと、けっこう素直な弟
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