ヒラリー

蒲田前奏曲のヒラリーのレビュー・感想・評価

蒲田前奏曲(2020年製作の映画)
3.5
女優蒲田マチ子を主軸とした4監督によるオムニバス作品
まさかの2週間で上映終了…早い…
1.蒲田哀歌
女優のマチ子宅に弟が転がり込み同居
シスコンといえどやけに距離が近いし、須藤蓮くんスーパーイケメンだし気だるげでドタイプ過ぎてこれは何か間違いが起きてしまうのではと近親相姦NGなのに悶々とした。
姉大好きな弟が彼女出来たという告白、その彼女が現れたことによっての自覚と嫉妬…も垣間見えた。
でもまぁあの流れからピカドン繋げるのは意味不明…
2.呑川ラプソディ
大学のメンバーで久しぶりに集まり女子会
家庭に入ってまったりな既婚組とバリバリ働き我が道を行く未婚組
互いに認め合えればいいけれど自我を曲げられない両者
一度休戦し温泉に入って仕切り直し!の筈が結婚予定の彼女の婚約者が別の女と宴会場にいるところに遭遇
表と裏、ジェンダー 女の本音を口にするピリっとした空気
でも実際あんなもんじゃ終わらんけどな。
3.行き止まりの人々
セクハラや#Metoo等、過去の体験を話すといった内容のオーディション内容
自らもとあるプロデューサーから言い寄られた経験を話し、オーディションを通過
参加者であった黒川さんの演技は過去に目の前のプロデューサーから受けたものを再現した内容であったが本人は気付いてるのか気付いていないのか…
男はクソ。
二ノ宮監督作品まだ見れてないから見ます…
黒川さん(瀧内さん)めっちゃ良いわ…他の作品も追っかけよ…
4.シーラカンスよどこにいく
前3作とは完全に一線をかいてる。
これはね、怒られて欲しい…怒られたんかな…
作品をぶっ壊したと言われるのはまぁごもっともなんだが渡辺監督だしなぁ…渡辺監督作品好きだしこれ目当てに見たもんで…
まぁ相変わらず皮肉だらけだし、映画界における愚痴の垂れ流し
映画祭vsオリンピック資金
日本はエンタメにお金かけない国だよ、本当…
黒崎さん出てるなら早く言って欲しかった。ついニコニコしてしまった。
内容としては3,2,4,1の順で好きだった。
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