みちまさ

ザ・ビートルズ:Get Backのみちまさのレビュー・感想・評価

ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)
4.4
【ポールの娘がオノヨーコ化するシーンは必見】

計9時間くらいある。3週間で14曲完成させて最終日にショーもやろうって言う無謀企画。そりゃあ喧嘩する。基本的に楽しく仲良くプレイしてて幸せ。想像の3倍は仲良し。映画『let it be』と比べると、たっぷり時間をかけて名曲の産みの苦しみみたいな部分が凄く伝わる。

『VRビートルズ』
骨組みの部分からメンバーのアイディアや、繰り返しプレイすることでどんどん肉付けされて気づいたら今あたりまえに聴いてる名曲になっていく様が追体験できる。何ならlet it beのリリースされてるバージョンに対しても納得いってない様が見れる。正解なんか誰も分かんないとも言ってた。

〈個人的見どころ〉
・ちょっと出かけてくるみたいなノリでビートルズを脱退するジョージハリスン。そっからのメンバーの反省会も素直で面白い

・ビリープレストンが5人目のビートルズ過ぎる。一気にスランプを脱却するシーンが爽快

・周囲の人間が割と正しい事言ってて、だから言ったじゃんみたいなことに度々なる。
みちまさ

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