えるどら

BURN THE WITCHのえるどらのレビュー・感想・評価

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)
3.6
いつだって久保帯人先生はお洒落なんだ

BLEACHの久保帯人先生の新作。
WJ本誌掲載分しか読んでなかったので最後に出てきたタイトルに込められたアルファベットは痺れた。

魔女が空を飛ぶシーンやカラフルな魔法はやはり映像ならでは。
キャラと声優がばっちり合ってるのも没入感を高めてくれるポイント。

ただ個人的には久保先生の作品は漫画の方が表現としてかっこいいな思った。
漫画とアニメ、それぞれの良さがあるのは重々承知ではある。しかし、特殊コマを多用したコマ配置、筆ペンを利用した擬音語、見せ場できっちり決めるひとコマやページを挟んだ展開などは絵が上手い久保先生にとっては漫画の方が魅力的だと思う。
結局僕は久保先生の「漫画」が好きなのかも。

物語としては二二ーの「おとぎ話なんてクソでしょ」というセリフから始まり、一番の見せ場で二二ーがそのセリフの意味を拾う。
ニーハも王道ツンデレで可愛い。
この話だけで完結しているというよりはここから20巻分くらいは続くのかなと思えるような話の展開。というか続けてくれ。
毎週じゃなくていいし、隔週、いや月イチでいいから連載してくれ〜!

BLEACH好きな人、好きだった人にはぜひチェックして欲しい1作。コミックも1冊出てるのでぜひ。これさえ読めば全部追いつけるので。

個人的な話が多くて薄っぺらいレビューになってしまった…orz
えるどら

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