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Witchfinder General(原題)のeigajikouのレビュー・感想・評価

Witchfinder General(原題)(1968年製作の映画)
4.0
近頃暴力描写(言葉の暴力も含めて)に敏感になっていて、
見ていて辛くなったり、酷くストレスを感じてしまう。
だから処刑や拷問シーンは結構きつかった…

ヴィンセント・プライスの冷酷さは、
実在したマシュー・ホプキンスがこんなやつだったんだろうなって説得力がビシッとあった。
(でもホプキンスが魔女狩りしていたのは20代の頃なのでプライスでは年取りすぎ)

ラストの鉈(?)でのリチャードのリベンジはかなり本気でやっていた模様。
監督は主人公がプライスになったことが心外だったことや、プライスの態度などで 関係性が悪く、リチャード役のイアン・オギルビーにマジでボコれとこっそり言ったらしい。
ネタバレになるから書かないが、
リチャードのラストの叫びは本当はウケてしまってはいけないハズだけど、客席から笑いが起きてしまった…(私も笑ってしまった…)

ジョン・コロキンのカメラが素晴らしい。
特に馬が走るシーンには惚れ惚れした。


(ヒロインのサラ役ヒラリー・ドワイヤー(ヒース)さんは今年3月30日に新型コロナウイルスによる合併症で亡くなりました…)
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