原作となった歌集は未読。でもとても興味を持った。原作の萩原慎一郎氏について調べてしまったくらいに。
いじめの場面は見るのがとても辛かった。12年間を挟んでつながる3つのエピソード。
あのいじめ加害者たちはどうしてるのか？と考えてしまったがそれに触れないのが被害者目線としては当然だった。今どこでどうしているのかなんてわからない。でも被害者はずっと引きずってその後の人生を狂わされてしまう。自分の弱さの自覚があって加担してしまい後悔している人も然り。
坂井真紀が教科書を突き返すところが印象的。中学生編はみんなちゃんと中学生に見えたのは良かった。
