お麩

滑走路のお麩のネタバレレビュー・内容・結末

滑走路(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「あなたの子だからおろしたの」
産むか産まないかの命の選択を、どちらでもいいなんて答える人とは、一緒に育てられないし、育てたくない。
堕胎をスイッチひとつで済んでしまうようなものだと思っているの?と怒りと悲しみが湧いてきた。

いじめられた側のはなし。
傷つけられる痛みを知っている人は、きっと優しい。
たまには人を傷つけてしまうけれど。

ごめんなさいからありがとうに変わったとき、前に進めた気がした。

最近身近に「希死」ということばを目にしていたから、ちょうどこの映画を観て命の重さがどっしりとのしかかってきた。
幸運にも24歳にして、最近ようやく命とか死とかのリアルな重みが分かってきた気がする。
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クローズアップとルーズのカメラワークとか、診察室の舞台装置な感じとか、
映像もどこか張り詰めた雰囲気でより不安に駆られる仕掛けに。
お麩

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