このレビューはネタバレを含みます
内容的に、
2時間…長いぞ…と
思ってしまうほど
日常の描写が丁寧。
どこか冗長な印象は否めない。
ただ、ケンジが抱く
危うさと優しさがじわじわ…。
自分が同性愛者だったなら。
それは寂しいし、
閉じこもりたくなるし、
相方を見つけたらすがるように
依存してしまうと思う。
その相方の両親に拒絶されたら
毎日不安で、
溜め込んで追い込まれるかも。
そういう脆さを抱えつつ、
「でもね…
俺たち2人だけで
生きてるわけじゃないしさ。
だからシロウさんは
これまで以上に
お父さんとお母さんと仲良くしてね」
のセリフはグッときました。
内なる葛藤を
孤独だけど丁寧に処理してる
彼の背中を尊いと感じました。
最後に、
肉団子めちゃくちゃ美味しそうで
ネットで検索して作ってみたら
超おいしい！！！！
一度揚げるのがミソですね〜。
料理本にもついつい
手が伸びてしまいそう。
