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マッド・ハウスのkyonkyonのレビュー・感想・評価

マッド・ハウス(2019年製作の映画)
3.6
ムズ痒い一本である。

直近で話題を掻っ攫った「ミッド・サマー」の子分みたいな作品。
「コミュニティー:集団思想」がテーマにあり、シナノン教団の様な、いわゆるカルト宗教っぽさも表現している。

人間の洗脳行為って本当に怖くて、誰の目から見ても異常ではなく、「神仏」とか、「救済」とか「平等」とか「自由」とかれっきとした「大義名分」が大抵根幹にあるから尚更タチが悪い。

監督も主演もどうやら初長編デビューの様で、全体通しての評価は平凡だったが、最後のラストシーンが個人的にニヤリと笑ってしまう位挑戦的かつ色んな意図が伝わって応援したくなった。

「続編」も期待してますよ。
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