ううむ、リブートした意味とは一体…。大きく何かが変わったわけではないのに、ひたすらに物足りない。
よく考えてみると、オリジナルの『ゴーストバスターズ』も決してすべての要素が面白いわけではなく、グダっているところもある。その情けない部分も含めて、愛すべき作品なのだと思う。笑い飛ばせる元気があったわけだ。能天気な明るさをまだ信じられる時代だったのかもしれない。
ところが、リブート版は中途半端に時代を意識してメンバー全員女性＋敵をマッチョな男性にしているが、それが作品として昇華されていない。ダメダメな負け組が逆襲するストーリーのはずなのに、構図はむしろ現代の流れを踏襲しているのだがら妙なのである。かえってアップデートに失敗している。
あと、吹き替え版があまりにも酷いので途中で字幕に切り替えた。これは映画は悪くないけど
