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護られなかった者たちへのレクのレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
3.7
震災と生活保護を絡めた社会派ミステリー。

サバイバーズ・ギルト、やり場のない憤りと心の傷、そこに人同士の互助と法や国の補助の溝を明確に組み込むことで生まれる悲しみの連鎖。
不条理で辛いこの物語を観て、"護る"と"救う"は決してイコールではないと改めて感じた。

誰かを救うということは、誰かを助けないということなんだ。
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