たぶんはっさく

護られなかった者たちへのたぶんはっさくのレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
4.1
誰も恨むことができない。誰もが疲れていた。誰もが精一杯で生きていた。

万人を救うことはできない。でも、目の前にいるこの人は救ってあげられないだろうか。

それさえも出来ない辛さを、せめて声にして生きていく。誰かが聞いているから。

人は必ず誰かの心に落とし物をして、人生を閉じるだと思うから。
最後まで生きないと。