まー

護られなかった者たちへのまーのレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
3.9
日本中で毎年のように災害が起き、その度に打ちのめされる。自然には勝てない。
辛いと一緒に泣ける人がいたら、生きていけるだろうか。生き地獄のような真っ暗な気持ちでも。
震災で愛する人や大切なものを失った方の苦しさを知ることは出来ない。怒りを何かにぶつけないと生きていけない位の気持ちを想像するだけで泣けてしまう。

佐藤健さんは不器用さをとてもよく演じていた。
そして清原果耶さん、終盤の彼女の目は凄いと思った。別人のよう。

東日本大震災から11年。今も苦しんでおられる方々に、穏やかな風が少しでも吹いてくれることを心から祈って。震災を題材にした映画には、色んな人があの日に思いを馳せる役割が存在している気がします。
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