緑子

護られなかった者たちへの緑子のネタバレレビュー・内容・結末

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

松竹×アミューズ
✔︎震災の場面と交互に進んでいく
✔︎人それぞれに事情がある
✔︎そしてどの人が見るかによって

・震災後の学校のヒキからスタート
・阿部寛が学校の中を駆け抜けていく
・そこにいたのが佐藤健
→ちょっと佐藤健の登場、早すぎない?

・佐藤健は殺人と放火をした
→仕事に受け入れてもらえない
→なんとか受け入れてもらえることになる

・死体が見つかる(監禁放置)
→生活保護担当者をしていた
→みんな生きるのに必死です。

・地震のときに、リストと照合しますからとしか言われず、遺体安置所に入れない
(おじさんと、息子)

・佐藤健が配給の順番を守れずに、並んでいた人から罵倒されて、泥水につけられる
→おばあさんにタオルで拭いてもらう

・腕時計を見つけて、
阿部寛も奥さんと息子を亡くしていた
→遺体安置所に入れなかった、おじさんと子もつらい表情をしていた

・「奥さん見つかったんだ」
「良かった?」「良かったのかな?」が
印象的なシーン

・生活保護
→スーパーさくらいで働いていますよね?
→毎月の収入が生活保護の費用を上回ったら、返金してもらうって。
→働いたら病気が治ったと診断されます
→うつ病で母親の娘は塾に行ったらダメですか?でも知られたらしくて、娘はイジメに、だから塾だけだと思って。生活保護を受けたら、そういうのも全部我慢しろって言うんですか?

・生活保護の受給者
→車を見て、「人の車だ。」
→車を売ればかなりの額になりますよね。
生活必需品とは言えません。

・不正受給を放置している場合じゃないんです
・ニュースを横目に見る佐藤健

・また遺体が発見される
→人格者だったと声をそろえる
→前回と同じ
→生活支援課で働いていた

・正式に文書でご依頼いただけますか?
とお役所仕事。
→その場で県警本部に掛け合う。
→公務員が一番嫌うのは自分より上のものだ。

・窓口でトラブルを起こしたものを探す
→みぐも「善人なのか悪人なのか。親身に聞いている振りして。結局もらえなかった。だからこんなんだ」

・新しく生活保護を受ける人
→役所に来てもらわないと?でも世間様に申し訳ない…と言う。

・本人の意見なんだから薦めるようなことしちゃダメだよと上司に言われる

・子どもが佐藤健を引っ張って、けいさん家に行こうと言う
→けいさんが名前を聞く。(とねさん)
→危ないが家に帰る

・ご飯を啜る→笑顔でいなさい。笑顔でいれば優しくしてくれるから。
・けいさんと一緒に泊まる

・子どもが母親が水商売をしていたことを言う。お母さんを抱きしめるとあっち行ってと言われると。
・私は買い物に行ってた。膝が痛いのに一生懸命坂を登って、生きてても良い生活はないし、なんで生き延びたのかねと。今思った。生きてて良かった。

・佐藤健がボロボロ泣く
→生きてて良かったのか?

・美容師のけいさんに切ってもらう
→宇都宮
・佐藤健)現在→かんちゃんという女の子を探しています

・現在)福祉事務所で証拠を隠していた
・豊島けいが生活保護を断られ、
・とねやすひさが放火をしたと言う
→現代でもとねが容疑者としてあがる
→とねが見つける。かんちゃんは福祉事務所で働いていた。
佐藤健「なんであんな職場入った?そこまでして」
「救いたいの。だからやってる。」
無駄だ。誰も救えない。
利根さんこそやめた方が良いと思います。

・過去に戻る。利根が福島に戻る。
→制服を着ているかんちゃんに再会

・けいさんは家が散らかり放題で
寝ていた。ヨボヨボになっていた。
→通帳には6000円しかなかった
→利根くん食べてと自分より先に薦める
→年金はないのか、そんな余裕なかったよ
→ちゃんと食べないと。
→国に面倒見てもらいたくない。他人が口出しすることじゃないよ。
→何が他人だ?生きててほしいんだよ。

・三雲(えいた)ー健康体だったら仕事ありますからと他の人が言って、足引きずっていた
・あなたとおばあちゃんの知り合い?ーじゃああなたが助けてあげられないですか?震災義援金とかあるけど、
・早く申請書類をください。本人の意思じゃないといけないんです。
→けいさん言って。
→生活保護申請します。
・堀ノ内 お願いしますと書類を回す

・申請が通ったが、事件の原因になった。
窓口はかみさきたかひろ。
・利根くんの話になる
→トイレで発見。

・実はかんちゃんが犯人

・かみさきたかひろを見つめる利根。
→かんちゃんが泣いて抱きつく
→けいさんが死んだ。餓死だと。
生活保護の申請が通ってた。辞退届。
本人の希望。あくまでも本人の申請です。
あくまでも問題ありませんでしたと言われる。
・震災では理不尽に命を奪われた
そういうことを考えたらどうですか?と言われる
→瑛太に死ぬ時くらい看取られたいというところは古い。死ぬときは1人だからと言われる。

・幹子→かんちゃん。バレる。

・死んじまったらおしまいじゃないかと
かみさきたかひろが言う

・佐藤健が市役所に放火する

・かみさきのセミナーの撤退する時に佐藤健がかみさきに話があると詰め寄り、連行される。

・生活保護を恥ずかしいと思ってしまう。とよしまけいさんには娘さんがいたんです。再婚で連れて行けず、里子に出す。今の親を実の親に思っている。知られたくない。
生活保護必要ないなら辞退届がありますと瑛太が言う。
三雲は全員を救うことができないと言い、厚労省から圧力。

・生みの親が困窮していることを知られたくなかった

・神崎の行方がわからなくなった
→かんちゃんが犯人だった

・死んだらおしまいじゃないか(神崎)
→そんなことないと思う

・生活保護は最初で最後のものです。
申請者に押し付けるなら、責任を取ってください。
護られなかった人たちへ、声を上げてください。

・彼女の問いかけの意味を感じてくださいと。
・彼女が担当者たちを監禁するところがここで描かれる
→話を清原と佐藤健でするシーン。もう誰にも止められない。死んでいい人なんていないんだ。

・目の前で男の子が沈んでいったと話す
→黄色いジャケットの男の子が。
→避難所で黄色いパーカー着たカンちゃんを守ろうとした

・助けようとしてくれてありがとうと
言って終わる
緑子

緑子