護られなかった者たちへのこうしくんのネタバレレビュー・内容・結末

けいさんへの復讐として殺された2人および殺されかけた1人がどうしてそこまで悪だと見られるのかがわからなくて全然共感できなかった
受給させないことによって甘い汁を吸っているならわかりやすかったんだけどそういうわけじゃないよね？
いやもちろん、もっとケースバイケースで寄り添ってよ、と思う気持ちはわかるんだけどそれで殺すほど憎むのか…？

そして、護られなかった者たち（受給できなかった人たち）にもっと声をあげろというメッセージだったんだけど、声をあげたところで解決する問題なのかどうかよくわからなくて、
要は生活保護という制度の何が問題点なのかがぐちゃっとしていて（問題点がありすぎるのかも）、しかもそこに震災後の混乱という問題も加わって、一本の映画として取り上げるテーマが多すぎたのでは？

復讐も、弱者が声をあげることも、本当の解決に向かうのかがずっとわからなかった。