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護られなかった者たちへのshortのレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
3.3
震災のあとの生活保護だとか、国からの援助に頼らざるを得ないひとたちに、なんて冷たい日本の制度、
海外では生活保護受給は国民の5%から1割なのだそう。
それなのに、日本ではたった1%!
それを不正受給するとかもちろん言語道断なのだけど、必要な人が必要な支援をきちんと受けられる制度になってほしい。

映画としては↓ネタバレ


















佐藤健が犯人とするミスリードが強すぎではないか?
あの目つきにあの態度。
まあそれもあるかもそうなるのかも、とは思うけど。
やっぱり、1番怪しくない人が犯人説は正しいな。

それと、倍賞美津子さん、この姉妹はほんとにすごい。
こないだ見たプラン75のときも思ったけど、シワシワで年寄り臭い(ごめんなさいね)風情をぜんぜん取り繕わず、きちんと老け役をやってる。
こういう役者魂というか、すごいなーって思いますね!

生き別れた娘に、自分を扶養するように連絡が行くから、それは避けたい、だから生活保護を取り消すことにしたけいさん、その気持ちもわかるし、娘の方も突然親族だから養ってやれ、援助してやれ、って言われても困る。そのひとは死んだと思ってたんやしね。
なんとかならなかったんかなあ。。。
こんなひどいことあってはならないよなぁ。。と言う感想。
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